成年後見制度とは
成年後見制度は、認知症の方、知的障がいのある方など、判断能力が十分でない方の日常生活をご本人の意思を最大限尊重しながら支援していく制度です。
ご本人の判断能力が低下すると、介護施設・医療・入院を利用するための契約、預貯金・不動産などの財産の管理・処分などを、ご自身で行うことが困難になることがあります。
また、判断能力の低下につけこんだ悪徳商法や強引なセールスによる被害が社会問題になっています。
成年後見制度は、公的な監督のもとで、ご本人の代理人として契約したり、財産を管理したりすることによって、ご本人の財産を護り、ご本人の生活を支える制度です。
成年後見人になるには
成年後見人になるには、特定の資格などは必要なく、一般の市民の人がなれます。
ただし、他人の財産を管理する成年後見人には、法律的な知識が必要なこともあり、専門知識の乏しい人では対応が難しい場合もあります。
そのようなときは、専門職である行政書士にご相談ください。
成年後見制度についてご相談を
次のようなことでお悩みの方は、お近くの行政書士にご相談ください。
- 成年後見はどのような制度なのか知りたい。
- 成年後見の申請の手続きのしかたを教えて欲しい。
- 成年後見人には誰がなるのがいいのか相談したい。
- 成年後見人がどのような仕事をするのか分からない。
- 一緒に成年後見人としてサポートしてもらいたい。