近年、多くの外国人の方々が日本、そして埼玉県内で暮らしています。彼らの抱えている問題などについて、9月23日(土)に研修会を「ピアザ☆ふじみ」で行いました。
講師には、自治体国際化協会地域国際化推進アドバイザーであり、一般社団法人多文化共生推進プロジェクト代表を務める石井ナナエ先生をお招きしました。
石井ナナエ先生及び多文化共生推進プロジェクトでは、生活相談や日本語教室などの活動を通じ、多文化共生についての学習、交流、支援といった活動を、ふじみ野市の「みんなのいえ」で行っていらっしゃいます。
みんなのいえ
https://minnanoie-worldcafe.com/
研修内容は、外国人の方々が抱える問題や、入管法の変遷、子供の学びの現状についてなど、豊富な実例やデータを交えて、講演をしていただきました。また、接し方で気をつけるべき点や、コミュニケーションを円滑にするためのツールなど、我々行政書士が対応する際にも有益な情報もお教えいただきました。
最後に設けていただいた質疑応答の時間では、オーバーステイ・仮放免の実状、定住者の高齢化問題など、多くの質問が飛び交い、石井ナナエ先生からは感想を交えながら丁寧に回答をいただき、私達も理解を深めていくことができました。
今回の研修会は、川越・西入間・狭山・所沢・飯能の5支部との合同開催ということもあり、これらの支部等から9名参加し、東入間支部からの参加者14名と合わせて計23名で受講いたしました。
これからも埼玉県行政書士会東入間支部では、頼れる街の法律家として、研鑽を重ねてまいります。富士見市及び三芳町にて、月に1回定期的な相談会を開催しておりますので、お悩み事がありましたら予約していただき、ご利用ください。